週末のゲームデーに向けての調整という名目で、色々と都合の良かった東京MTGの平日スタンに参加してみた。べ、別に記念クジに釣られたわけじゃないんだからね。参加者10人のスイス3回戦。

持っていったのは《悪逆な富/Villainous Wealth》をマナランプからブッパすることしか考えてない4c悪逆。リストこんな

クリーチャー:16
3:《キオーラの追随者/Kiora’s Follower》
4:《旅するサテュロス/Voyaging Satyr》
2:《森の女人像/Sylvan Caryatid》
4:《ヘリオッドの巡礼者/Heliod’s Pilgrim》
2:《荒野の収穫者/Reaper of the Wilds》
1:《女王スズメバチ/Hornet Queen》

呪文:20
2:《アブザンの魔除け/Abzan Charm》
1:《信者の沈黙/Silence the Believers》
1:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《悪逆な富/Villainous Wealth》
2:《砂塵破/Duneblast》
2:《払拭の光/Banishing Light》
4:《新緑の安息所/Verdant Haven》
3:《市場の祝祭/Market Festival》
1:《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》

土地:24
2:《平地/Plains》
2:《島/Island》
1:《沼/Swamp》
8:《森/Forest》
1:《華やかな宮殿/Opulent Palace》
3:《砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel》
1:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3:《静寂の神殿/Temple of Silence》
2:《進化する未開地/Evolving Wilds》
1:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》

サイドボード:15
2:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《スズメバチの巣/Hornet Nest》
1:《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》
1:《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》
2:《毅然たる大天使/Resolute Archangel》
1:《蔑み/Despise》
1:《骨読み/Read the Bones》
1:《死の激情/Death Frenzy》
2:《精神的な介入/Psychic Intrusion》
1:《砂塵破/Duneblast》
1:《最悪の恐怖/Worst Fears》
1:《ガラクの目覚め/In Garruk’s Wake》


基本戦略は土地をアンタップできるマナクリ出しつつ、2種のマナ加速エンチャをサーチ手段も併用しつつ引っ張ってきて、x=10くらいで《悪逆な富/Villainous Wealth》を打つか、ペスや女王スズメバチといった盤面に影響が強いカードを少し早く展開するというもの。土地基盤がガタガタなのは中の人の仕様です。


R1(アブザンt青)×○
ペス、アショク、白緑アジャニといったPWとやサグのやっかいもの、包囲サイといったトランプル持ち生物を多色土地と変異マナクリの加速で展開してくるデッキ。
G1は都合よくマナブーストできて、荒野の収穫者やペスを展開しトークンを撒くものの、払拭する光で追放され、渾身のフルタップX=8くらいの悪逆な富は、なんと《頑固な否認/Stubborn Denial》によって1マナ払ってねとニッコリされて泣く。
その後、相手はペスや包囲サイにアジャニのカウンターが乗っていき、最後はこちらの単純な計算ミスで死亡。より正確に言うと生きてるだろうと思って、計算もしてなかった。

G2も似たような展開になり、こちらは《女王スズメバチ/Hornet Queen》の接死トークンで相手の動きをけん制し、相手の盤面には3/3修正の掛かったサグやサイやtapitが並ぶなかで、x=14で通った悪逆な富が包囲サイx2やペスを捲ってくれたので、ドレインしつつペスの小マイナスで勝ち。
そこでラウンド時間が切れそうだったのでIDに。サクサクやってたらG3サクッと負けてた可能性のが高そう。

R2(青黒コン)××
《危険な櫃/Perilous Vault》の入ってないレシピの青黒コン。エンチャントの予言が入ってたのが新鮮。
G1は適当に除去られつつもマナクリで削り、《思考囲い/Thoughtseize》でハンド確認されてから《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》を相手が着地させた返しに、《悪逆な富/Villainous Wealth》をトップして打つ。が、除去やカウンターの多いデッキなのでこちらも《予知するスフィンクス/Prognostic Sphinx》を展開するに留まる。後は砂塵破や女王スズメバチをスフィンクスのトップ操作+探索やエンチャの追加ドローできっちりカウンター当てられて、こちらのハンドが先に尽きて負け。

G2はやっぱりマナクリで少しだけ先行して削り、相手のtapitの返しにサイドした《精神的な介入/Psychic Intrusion》で《真珠湖の古きもの/Pearl Lake Ancient》を奪うものの、ランド3枚バウンスすればオーナーのハンドに戻る仕様なので除去との1:2交換にしかならず、後続で面白いアクションも出来ずに順当負け。《強迫/Duress》が消えたので、カウンターしっかりあるデッキ相手はとても厳しい。

R3(アブザン)○××
ライオンや猫デーモンが入ってるアグロ寄りのアブザン。
G1は相手のトリマリというデスカットに甘えてX=22で悪逆を撃った。G2,3は重いところを撃つに到らず押し潰されておしまい。囲いや蔑みを撃てど、何を抜いても今後が厳しそうというのが辛いところ。

という0-2-1。

何となく速いデッキ、ミッドレンジ、コントロールに効くかなーというサイドを見繕って参加したはいいけれど、何を抜いてそれらを追加するのが正しいのかを考えてなかったので、マナ加速用の基本パーツを1枚ずつ抜くとか適当なサイドアウトをしたのが反省点。唯一合理的だったのはコントロール相手の《払拭の光/Banishing Light》2枚抜きくらいか。普段からサイドを殆ど組まないカジュアルスタン民の限界があった。

重いところを引けないとマナ加速できても意味がないんで、余ってるマナを上手く使ったり、重いところにアクセスできる手段を増やさないと、というのが実際に回してみた感想。《悪逆な富/Villainous Wealth》自体は大味で面白いカードだと思うんで、できる範囲で改良していきたい。

あと、東京MTGは空調も椅子も好みだったので、フリースペースとしての利用も大会参加もお薦めです。と応援しておく。最寄のショップなんで頑張ってほしいです。




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